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学校評価

自己評価 (2020年度)

●自己点検・自己評価の結果(令和3年3月31日)
 
  ・4段階評価   (4非常に当てはまる  3当てはまる   2やや当てはまる  1当てはまらない)
  ・評価点(平均) 小数点2位切り捨て
評価項目
自 己 評 価 ま と め 
評価点
 〈1〉教育理念・
    教育目的
 〈2教育目標               
 
教育理念・目的・目標は、教育の指針となるため入学時ガイダンスではわかりやすく説明を行い、また教室には教育目標を掲示し学生が念頭に置いて学習できるよう指導を行っている。

学校自己評価では3.4ポイントとなっている。しかし、一方学生アンケート結果では、学年毎の平均結果は2.4~2.5ポイントとなっており、学生側の意識や理解が低い結果となっている。

今後に向けて、教育目標並びにディプロマポリシーについても再度説明を行いながら講義などで意図的に伝え、学生の理解を深めていきたい。
 
3.4
  〈3教育課程経営
 
教育目標を達成するためのカリキュラム設定となっているが、社会状況や社会のニーズの変化により、看護師教育に求められるものが一定ではないため、毎年カリキュラム内容の見直しを行っている。

今回、2022年4月のカリキュラム改正に向けて外部研修会や学内勉強会を通じてカリキュラム全体について考える機会となった。新カリで予定されている横断的カリキュラムを踏まえ、講義や実習指導など専門領域に加え専門領域外の講義や実習指導に一部関わった結果、教員間での意見交換や助言がしやすくなった。

昨年は、新型コロナウイルス感染拡大により臨地実習が中止となった。学生が少しでも臨地での実習を経験できるよう 、受け入れ可能な実習施設の確保を早急に努めた。しかし、学生間では、臨地実習時間の確保には差ができた。

新型コロナウイルス感染予防のための環境はおおむね整えることができた。
感染予防行動については、学生に頻回に注意喚起を行っているが、一部の学生の行動変容に繋げることができなかった。責任ある行動がとれない学生については、保護者と協力・連携等の個別の対応が必要である。
 
2.9
 〈4教授・学習・
    評価課程
 
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大により4月に緊急事態宣言が発令され、5月中旬からオンラインでの講義を実施する。緊急事態宣言解除後は、分散登校とオンラインでの講義を取り入れて感染防止に努めた。
オンライン講義では、資料等は事前に学生宅に送付し、学習が効果的に行えるよう配慮した。

臨地実習が中止となった領域は、学内実習で如何に臨地実習での体験学習効果が得られるようにするか、教員は学内実習で臨床現場のようなリアル感が持てるように創意工夫を凝らしたシナリオを作成し、実習指導を行った。また教材を用いてのシミュレーション学習も多く取り入れた。

国家試験対策については、1年次から計画的に進めているが、特に成績不良の学生に対しては、チューター制を取り学習支援を行った。
 
3.3
 〈5経営管理課程
 
組織体制は整っている。明文化された条例、規則や規定のもと運営されている。

昨年から、コロナ禍での対策としては、オンライン授業の整備、感染防止対策、分散授業での教材の確保・教室の調整等、早急にできるところから取り組んだ。

学生が利用する各種奨学金制度については学生相談に常時応じている。
学生行事については、中止をしたり縮小して何とか開催できた行事もあった。
学生カウンセリングについては、なるべく学生が利用しやすいように曜日・時間帯等を考慮しているが、昨年はコロナ禍により、通常通りには実施できなかった。
 
3.0
 〈6入学
 
コロナ禍のため、進学ガイダンス等の学校説明会は殆ど中止となり参加できなかった。
オープンキャンパスもオンラインで実施した。
 
2.7
 〈7卒業・就職・
    進学
 
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大により臨地実習の機会が減った。国家試験合格に向けて不安を隠せない学生が殆どであったが、教員はきめ細かな学習指導や生活指導を行い、合格率を上げることができた。
卒業後は毎年殆どの学生が県内就職しており、今年度は卒業生全員が県内就職した。
 
2.2
 〈8地域社会・
    国際交流
 
ボランティア活動としては、毎週学校周辺地域の学生による清掃活動を行っている。
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大により公開講座や特別講演などを開催することができなかった。全学生にはリモートで奈良の歴史についてのDVDを視聴させた。
 
2.0
 〈9研究
 
研修会はオンラインでの研修となった。日程等の都合を考えると研修に参加しやすかった。例年に比べ多く研修に参加できた。

2.5
 
  

学校関係者評価

学校関係者評価委員会規程

学校関係者評価結果報告 (2020年度)

1.学校関係者評価の実施について
 文部科学省策定の「専修学校における学校評価ガイドライン」に沿って、「令和2年度学校自己評価」と「学生満足度調査(3学年にアンケート)」を実施。その評価結果を基に学校関係者評価委員会を開催した。

2.学校関係者評価委員会会開催
 ・日   時   令和3年3月27日(土) 午後2時~3時
 ・出 席 者   実習病院1名、在校生保護者2名、卒業生2名
 ・本校出席者   副校長、事務長、教務主任、教務副主任、専任教員、事務員 計6名

3.議題
 (1) 開会
 (2) 挨拶
 (3) 評価委員紹介
 (4) 学校自己評価結果、学生満足度アンケート結果の報告・説明
 (5) 意見交換

4.意見交換
  1) 学校からカテゴリー1~9までの教育内容についての自己評価結果の説明を行い、その後学校関係者との
   意見交換を行った。
  カテゴリー
  <1>教育理念・教育目的    <6>入学
  <2>教育目標         <7>卒業・就業・進学
  <3>教育課程経営       <8>地域社会・国際交流
  <4>教授・学習・評価課程   <9>研究
  <5>経営・管理課程      <10>その他

2) 学校関係者からの主な質問と回答
<1>教育理念・目的・目標 関係
   質問(卒業生):教育理念・教育目的項目について、教員と学生の評価点に差があるが、それはどのように
      捉えているのか。

   学校:毎年の学生調査結果では浸透していないことがわかる。令和2年度からは、学生掲示板や各教室に
      教育理念・目標を額に入れて掲示した。また、講義の中でも伝えている。自己評価の方がポイント
      が高いのは、現在カリキュラム改正に向けて、教育目的・目標を再考しており常に意識しているた
      め、ポイントが少し高くなっている。学生には今後も引き続き、教育理念・目的を基盤に学生指導
      をしていきたい。

<3>教授・学習・評価課程 関係
   質問(実習病院):昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止という観点から、殆どの臨地実習が中止とな
      り、学内での実習時間が増えたと思うが、学内実習が増えたことにより教員が授業の準備等に要す
      る時間が取れているのか。

   学校:当然のことながら毎年、学生指導には時間を要する。まず、コミュニケーションがうまく取れない
      学生が多い。コミュニケーションについては、いくつかの講義で学んでいるが、うまくこなしてい
      くのにも時間がかかる。その上近年は、精神面や生活指導、看護技術の技術指導などに時間を取ら
      れることが多くなってきている。時には超過勤務での授業準備も必要となっている。

      昨年はコロナ禍で臨地実習のほとんどが中止になった。学内実習において臨地実習効果をどの程度
      補えるのか、学内実習室の環境と臨床現場では雲泥の差がある。 教員全員が試行錯誤し、実習現
      場で行うようなシナリオ作成、病室をイメージできるような実習室の模様替え、教員が患者の病態
      を作り自ら患者役になる等、学生に緊張感を持たせ実習指導に努めた等、特に苦労が多い年となっ
      た。
      その結果、学生は臨床実習に行けないため、現場経験不足への不安は大きかったが、実際の現場と
      は違う雰囲気もあり、丁寧な指導と考える時間があったため、ある程度のイメージができ国家試験
      に対する不安も薄らいだという声があった。

   実習病院:コロナ禍の終息はまだ先かもしれないので、今後に向けて病院実習担当者が学校に出向いて指
      導教授する機会があってもよいのではないかと考えるが。

   学校: 学校としても、病院実習指導者の方に来校いただいて、学生に教授していただけることは願って
      もないことである。今後に向けて積極的に考えていきたい。 

<4>教授・学習・評価課程 関係
   質問(保護者):コロナ禍でいろいろな対策を講じられたと思うが、どのようにされたか一例でもよいので
      お聞きしたい。

   学校:昨年5月中旬より完全にオンライン授業に切り替えた。しかし、当初は学校と学生両方が不慣れと
      いうこともあり、オンライン授業開始当初は、学生がオンラインに入りずらかった場面があった
      り、また音声が途中で途切れ学習意欲が低下するということもあり、対面授業を希望する学生もあ
      ったが、1か月もすれば学校・学生共にオンラインに慣れることができた。
      なお、7月からは、三密を避けるということから、分散登校とオンライン授業の両方で乗り切るこ
      とができた。
      また、実習病院でクラスターが発生したということもあり、学生とその家族にご迷惑をおかけし 
      た。新型コロナウイルス感染のパンデミック時においては、保健所の対応も随時違ったこともあり
      学校としての対応も必要となったため、今後もその時々の状況で判断し対応していきたい。学生に
      は、外出自粛や感染予防行動について繰り返し指導している。    
      
  <6> 入学 関係
   質問(卒業生):コロナ禍の状況で入学生の確保はどのようにされたのか。

   学校:どれも進学ガイダンスは中止となり、オープンキャンパスもオンラインで3回実施した。社会人入
      学生は減少傾向にあるが、1学年定員の40名は確保することができた。
 
  <10>その他
   質問(保護者1):1年生から3年生までの学生満足度調査を見ると2年生の評価点が低いのはなぜか。

   学校:2年生は入学2年目ということもあり、大きく言うと理想と現実の間にいる。新入生当初は、看護
      師になりたいという夢を持って入学してくる。看護師になるという目標はよいが、専門学校は職業
      訓練校ということもあり、医療という専門的な勉強、看護技術の習得、臨地の医療現場での勉強と
      広範囲にわたっており、3年間は厳しいスケジュールとなっている。

      1年次の授業はまだ易しいが、2年次には専門的な授業が多くなり内容が難しくなる。それに加え
      1年次・2年次の単位を全て修得できなければ、3年に上がれないという厳しい現実が待ってい
      る。また、学生指導も1年次に比べより厳しくなり、学校として学生指導においては妥協すること
      はほとんどない。
      学生の個人差はあるが、学生指導を繰り返し行わなければ、なかなか良い結果が生まれてこないた
      め、学生にとっては不満も大きくなる。
      これが全てではないが、このようなことから、外部にも自分自身にも少し厳しい目を持つことがで
      きるようになる。

      よって、学生満足度調査では、毎年ながら2年生がシビアな評価点になっているのではと考えられ
      る。しかし、学校としては、この評価を真摯に受け止め、少しでも学生にとって良くなるように
      努めていかなければならないと考えている。

   保護者:親として思い当たるところもあり、保護者同士で共有していきたい。

   質問(保護者1):今年のコロナ禍の状況を見ると臨地実習に行けないまま就職することになるが、その時
      の対応やサポートはあるのか。

   質問(保護者2):実習期間中娘は徹夜をすることが多かった。病院等は患者の命を守るところであり寝不
      足では良い実習ができないと思うが、そのような状況で実習に行くことに親として疑問を感じた
      し、娘の健康状態も心配になった。
      また、就職後もこのような状況が続いていくのか。  

   学校:新型コロナのパンデミックにより臨地実習ができなかったことは、看護師教育においては大きな痛
      手となった。実習施設は学生の現状は把握されており、それ以外の施設においても新人教育内容の
      検討は既にされていると思うので、就職への不安はあると思うが施設にお任せするのが一番良いと
      考えている。
      卒業後も相談等があればサポートするので学校に来てもらいたい。

   学校:徹夜する学生は何人かおり、教員から見ても好ましい状況であるとは言えないが、例えば患者設定
      時において、患者の入退院状況もあり、いち早く受持ち患者が決まれば少しは時間的余裕があり事
      前学習に時間を充てることはできるが、なかなか決まらない場合、学生にとっても時間的制約があ
      り事前学習に充てる時間があまりないため、徹夜しないといけなくなるケースもある。しかし、徹
      夜が続くことはよい状況とは言えないので、時間の使い方の訓練も必要であるが、それも含めて学
      生指導内容を考えていきたい。

   実習病院:最近の新人は、負担をかけると自信を無くすので課題等も今は与えていない。その人に合った
      育て方をしていると、そのうちに働いている間に時間の使い方も上手くなってくる。病院はサポー
      トするので、安心して来てほしい。

   卒業生1:自分もたくさん徹夜をしたので、今言われていることはよくわかる。個々の性格もあると思う
       が、病院に就職した当時は自分も自信が持てず悩んだこともあったが、だんだん看護師業務に慣
       れてくるにつれて気持ちも楽になり、時間の使い方も上手くなったと思う。今では大体のことは
       自信を持って発言し業務もできるようになったと思う。

   卒業生2:自分は要領が悪い方だったので、帰宅後数時間仮眠をとってから夜中から朝まで勉強をしてい
        た。親として心配かと思うが、看護師業務が慣れてくると心配しなくても自分でコントロール
        できるようになるので大丈夫である。  

5.閉会

学生調査

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