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卒業生インタビュー (社会人編)

令和4年3月の卒業生(社会人学生)にインタビューしました。
1 看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。
 母が訪問看護師をしていたため、自分も看護師になりたいと思っていました。高校卒業後、数校看護学校を受験しましたが不合格になり一般職で勤務していました。その後介護職の資格を取り介護職員として勤務する中で、一緒に働く看護師の方がおられ、高齢者の方とのコミュニケーションの取り方、病気が急変したときの的確な指示を目の当たりにして、半ばあきらめていた看護師になりたいという強い思いがこみ上げてきました。夢をあきらめないで看護学校受験に挑戦してみてよかったと思っています。
 看護助手として数年間働いていました。日常業務をやっている中でより専門的なケアで患者の方と関わっていきたいという思いが強くなり、看護師を目指そうと思いました。

2 なぜ本校に入学しようと思いましたか。
 3校受験しました。第1志望校が不合格になりどちらの学校に入学しようかと考えた時、学校の雰囲気がよさそうだと思って入学を決めました。
 オープンキャンパス当日、学校の場所がわからなかったためタクシーに乗ったところ、別の学校に連れていかれ驚いてあせりながら医師会看護専門学校に電話した時、学校の対応がとても親切でした。オープンキャンパスに参加してみて学生と先生方の雰囲気が良いと思いました。また学校の卒業生に知り合いがいたことから学校に対して安心感が持てました。

3 入学する前の不安などについて教えてください。
 授業科目が多く授業についていけるのか、看護技術が習得できるのか、留年せずにやっていけるのか心配でした。
 子供がまだ小さいし、年齢も高いためみんなと一緒にやっていけるのか、授業についていけるのかとても不安でした。

4 入学した後、どのように感じましたか。
 キラキラした元気いっぱいの無邪気な現役生を見て3年間同じクラスでやっていけるか不安でした。しかし、入学後受験日に出会った社会人と再会し、他の社会人も誘ってお弁当を一緒に食べた時、何とかやっていけるだろうと感じました。
 入学式当日、教室に入ると同年代の学生が周りにいたため、すぐに話ができてホッとしました。これで3年間大丈夫と思いました。

5 クラスについて感じたこと、思ったことはありますか。
 現役生と同じクラスということに慣れるのに少し時間がかかりましたが、現役生たちも社会人に合わせてくれる時もあり、一人一人の個性が理解できるようになり、クラスが一致団結できるようになりました。

6 入学1年目について感じたことなどを教えてください。
 進学することができホッとしましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により4月は学校が休校となり、大量の課題が送られ来たことに驚きました。5月からオンライン授業が始まり、単位認定試験に合格できるのか不安になりました。
 一年間よく頑張れたと思います。子供を保育園に送っていくものの、嫌がって私から離れようとしない時などは、子供と一緒に何度も泣きました。後ろ髪をひかれながら学校に通ったこともありました。

7 入学2年目について感じたことなどを教えてください。
 2年生の授業で1教科単位を落とすと進級できないので、とにかく単位を落とさないよう必死に勉強しました。
 4つ再試験があり必死に勉強し、単位を落とすことなく進級できてホッとしました。コロナ禍で2年生の臨地実習が中止になり学内実習になったため、3年生の実習に向けて少し不安を感じました。また、国家試験対策の学習もあるため実習と国家試験勉強の両立ができるのか不安でした。

8 入学3年目について感じたことなどを教えてください。
 臨地・学内実習では実習メンバーの協力もあり実習を乗り越えることができたという達成感もありました。国家試験に向けては新型コロナウィルス感染症拡大最中での受験ということもあり、コロナワクチンを接種し、家族と離れて1週間ホテル生活し国家試験に臨みました。自信はありませんでしたが無事合格できてホッとしました。しかし、コロナ禍でいくつかの臨地実習が中止になったこともあり就職病院で勤務する不安はありました。
 入学してから3年間、勉強や子供のこと等いろんなことで自分自身本当によく頑張ったと思います。また、入学するまではまさか現役生と一緒のクラスで勉強をするなどとは夢にも思ってもいませんでしたが、実際同じクラスで3年間学生生活を送ってみて、色々な事はありましたが、年齢の離れた仲間ができたことをうれしく思っています。

9 看護師として働いてみた感想を教えてください。
 受け持ち患者がいたり毎日いろいろな業務があって忙しい日々を送っていますが、看護師になれたことを大変うれしく思っています。今はいろんなことを覚えるのに大変ですが、一日でも早く一人前の看護師になれるよう日々努力していこうと思っています。
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